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2011年7月3日

翻弄されるということ…

こと、親子関係は一生の課題であると、私自身は思っています。
残念ながら、私にはまだ我が子がおりませんが、子どもたちもいつかは親となり、自分の子どもを生み、こうやって子ー親ー子―親…と卵かにわとりかのごとく自然の摂理のもと生命の糸を繋いで参ります。

子どもは親を選べない…というのもある意味そうだと思う傍らに、スピの世界では我々の魂は自分で親を選んでこの世に生まれてくる…といのはよく知る所です。でも、実際そのことの真意が腑に落ちるまでには相当なエネルギーの投資を身を以てすることになることでしょう。

生まれたときはみな天使です。持って生まれた魂の気質はあるにせよ、どの赤ちゃんももうその存在自体がまるごと”愛”です。
ある天使は、だれもがうらやむ幸せな家庭に育ち、愛というものをそのまま素直に受け取ることを学ぶ人生をおくるでしょうし、ときに残酷な境遇を選びそこに辛く苦しい人生を体験(経験)するように仕組むこともあります。もっと複雑なシナリオももちろんたくさんあります。
世の中はある種残酷で不公平にも映ります。はい。どちらが良い悪いということはなく、私たちはのちの環境にとても大きく影響されてゆくことになるわけです。

入り口はめっちゃ違うけど…最後は愛にもどってゆきます。だから心配はいらないのです。。そうやって思えば苦しみにも意味が生まれます。。

愛そのものだった私たちは、いつの間に心に傷や痛みやコンプレックスや罪悪感を持つのでしょう。どうしてこんなにも”親”の存在に翻弄された生き方となるのでしょう。やがては世の中の理不尽に腹立ち、親の存在を恨み、自分を嫌悪し、他人をねたみ…人生の多くの時間を自らの心の飢餓によって翻弄され、どんどん望まない人生を引寄せてゆく… ああ、皮肉なものねっ。。

きっと、誰にでも大なり小なり(様々な様相で)「こんなの本当の私じゃない」みたいに、もがいてももがいても苦しみが消えない… 人によって程度の差こそあれ、こんなとき、こんな時期が、あるのではないかと思います。
でもね、残酷だけど、その問題から
逃げることはできないのです。なぜなら…
その中にいるときには
”氣づけない”ものだから。まさに体験中。魂の学びなのだと思うのです。

もし、あ…私もいままさにそういう体験をしているのかも…と思いあたるあなたであるなら…
唯一の逃げ道はここにありますよ… って、もし言ってあげられるとしたら…
そこで苦しみぬくことです。燃焼させることです。半端に終わらせるとまたくすぶりますから。なんどでも! いまはわからないかもしれないけれど、その苦しみを作ったのは、実はだれでもなく自分自身だからなのです…

でも、安心して欲しいのは… 癒えるとき氣づくときは必ずあります。だからどうか、拗ねずに、腐らずに、人を憎まずに。
私たちはもともと
”愛”なる存在だったことを思い出せるときがくるでしょう。いまあることを充分に味わって…

そして私から強く願うことはただ一つ… どうか壊れない心と身に鍛えてください

急ぐこともあきらめることもなくマイペースでどうぞ。。