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2009年4月23日

寝付かれず…

4/23(木)アテネのホテル3:00am過ぎ頃。ちょっと独り言…

 

旅行が始まって13日目。ロンドン、マドリッド、アテネと回って

旅もいよいよ終盤を迎えている。

なぜか寝付かれず目が覚めてしまった。

疲れてシャワーもしないままベッドで寝てしまい、途中で顔くらいは

洗わないと…トイレとともに洗顔を済ませ、再びベッドに入ったのだが

そのせいで眠れなくなったという方が正しいかもしれない。

 

こうして楽しく充実した毎日を過ごしているわけだが、残り6日となり

どうやら帰国してからのあれやこれやに気がとられ始めて考えることが

多くなったせいで寝付かれないのだろうと思う。

5月は自分の中の公約で自宅を拠点にした新たな仕事を始めようとして

いる…あれもこれもすることがあるせいで少し気持ちが高ぶっているの

かもしれない。”新しい仕事”というという点では、実際どうなってゆく

のかという見当もつかないことを前に、不安にも似た心の動きがある

のだと思う。これもいままでにない未経験のことなので、自分の中に

蓄積データーがないのだ。”なんとかなる”というよく分からないもの

に後押しされていることだけは、不安ながらも確信していることも

事実自身の中にある。

 

そうだな〜帰ったらまずは物置となっている部屋を片付けて要らない

ものを全部処分して。スペースができたらスッキリするんだろうな。。

彼もそのままGWに突入するので一緒に手伝ってもらおう〜!

 

今回の旅行で思ったこと:やはりパートナーのいる心強さと有り難さ

毎日二人で街中をあちらこちら歩きながら、その土地土地の観光スポッ

トやマーケットなどの人々の生活の匂いがするところを訪ね、日本には

ない良さや、逆に日本の素晴らしさを再確認したり。日常とかけ離れた

時間を過ごしているこの幸せに、感謝と言う言葉意外が見つからない。

こんなに贅沢な時間はこの40数年の人生で初めての経験だ。会社員

生活では到底生み出すことのできなかった時間。それもこれも彼という

パートナーを得て与えられた幸せなのだと思う。受け取りベタな私に

とって、これはしっかり受け取って良いものなのかどうか戸惑いすら

あるのだけれど、彼にそして宙の導きに感謝とありがとうを言おう。

 

一緒にいて安らぎを感じ自然な自分でいられる相手こそ”パートナー”

なのだということを、前にも増して感じている。

日常とは別の生活をしていると、新たな発見があり、お互いの趣味

嗜好の違いを再確認したり。こういう時間は大切かつ貴重なのだと

しみじみ思う。

ちまたでは、新婚旅行後に離婚するというケースもあったりするが

分かる気がした…。

私たちはかなりうまいタイミングで今日まできているんだなと、改め

て宇宙の凄さみたいなものも知った気がする。

となりで大きないびきをかいて寝ている彼のなんと子供のような寝顔!

かと思う。かわいいといえばそれまでだけど、男性とはそんなものなの

かもしれない。でも、それも”紙一重”になりうることもまた分かる気が

する。どうあれ、この旅行を通して、お互いのことをもっと知り合えた

ように思う。

彼が結構なマグロなこと…(私たちの言葉でトロイ人のこと)慌てもの

のこと…出がけに忘れ物に気がつくところ…オバタリアンなところ…^^

でも、最終的には頼れる人。これは大きい。細かい事は私がほとんど

カバーできるから、これもちょうどバランスがとれているのかもしれ

しれない。お互い負担になりすぎないというのもパートナーシップに

は大切なポイントかと思う。支え合って寄り添うのと寄りかかり合う

のとでは大きな違いだと改めて思い、自分に対しインディペンデンス

であることも再度認識しつつ。

 

幸せを受け取ること。

そのときを十分に楽しむこと。

先々のあれこれに心を奪われることなかれ。

ベストな1日が豊かさに繋がっているのだから。

何か感じている自分の心を見つめてみること。

それがなりたい明日の自分に繋がってゆくことなんだな…