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2011年1月28日

死ぬのが怖いあなたに by 山川紘矢

死ぬのが怖いあなたに by 山川紘矢

山川紘矢氏といえば、日本のスピ界では大変名の知れた翻訳家 (スピリチュアリスト)ですが、私がはじめて山川夫妻と出会ってから(本を通してですが^^:)20年以上になるでしょうか。思えばスピリチュアルなことに目覚めはじめたのもそのころだったと思います。当時の私はまさに”迷い子”でしたので、心理学や精神世界の本をむさぼるように読んでいましたね。今ではすっかり「スピリチュアル」というジャンルも言葉も世の中に浸透していますので”変わり者”的な目でみられることも昔ほどではなくなりました。(ほっ…^^: )私にとって山川夫妻はたくさんの気づきや考察を与えてくださった救いの人でもあるのです。

『死ぬのが怖いあなたに』新刊が出てから、なぜか?この本の題名に変な抵抗があって、なかなか素直に読む気になれずにいたのです。死ぬことを怖いかどうかなんて…真剣には考えていないし、そうは思ってもいない?!からでした。

先日、入院中の父が(彼念願の!)一時帰宅を許され、たった一泊だけでしたが家に帰りました。その日に合わせ私も実家に帰省する予定でしたが、佐久の厳しい冬!天候の関係もあって急きょ父の帰宅日が変更、家族揃って顔を合わせることができませんでした。ですが…驚いたことに、父は『会話』ができるまでになっていたのです。もちろん通常の会話のようにはいきませんが『人が話していることを理解して答える』ことができるようになったのです。これは…いったい…

私の中では分かっていました。父が口も聞けずに寝たきりになったとき、確かに、彼の目だけはとても澄んでいたことを…『ああ…父の魂はしっかり生きている』私はそう実感したことを思い出していました。

すべての人の中に神がいる…また1つ身を以て体験したような思いでした。

父は今、家族をはじめ周りの人のたくさんの手をかり、たくさんの愛が注がれていることを、きっと今迄の人生の中で一番感じているだろうと思います。食事を口に運んでもらっては『ありがとう』、着替えをさせてもらっては『ありがとう』、と涙しながら感謝の言葉を口にしているようです。あの父がです…

『嬉しかった…』

父の病…こんな形であったことは残念ですが、私の生立ちも父との関係性も、家族も、みんなみんな、愛のもとで繋がっていたことを、私はまたここで知ることになったのです。みんないつかはこの世の学びを終え大いなる愛のもとへかえってゆくんだね…

ようやくこの本を手に取りました。やっぱりでした。ほんとにステキなメッセージがいっぱい詰まっていると思います。

追記:父との会話の中で…父『ルイスは元気か?』私『うん。元気だよ…』父『そうか。ルイスに言って!”幸子にまけるな”って…』…父は、気のやさしい主人が、気の強い娘にやられないようにと言っている。。。おいおいっ!でも、そんなことまで言えるようになったことと、父は主人が大好きなので、そんなたわいもない一言が嬉しかったのでした。。

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