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2009年10月24日

憧れの人…

昨日はダイナビジョン主催(穴口恵子女史)のイブニングセミナーへ行っ

て来ました。なんの?そう〜なので〜す!私の心のメンターであり憧れの

人でもある、世界でも有名なベストセラー作家『アランコーエン』氏です。

思えば10年ほど前、私は彼の本、“I had it all the time”…『人生の答え

いつも私の中にある』に出会い、救われたのでした。

 

当時の私は、コンプレックスの固まり人間でした。自分の心を解放し、人

を信頼することができない。人とは、他者というより、むしろ自分のこと

だったかもしれません。そんな私だから、何をやっても”これでいいんだ”

と思えないわけです。すべてにパーフェクトを求め『もっと●●でなくては

いけないんだ』『もっと●●でないと愛されない』と、とても苦しい生き方

をしているときでした。そう、私は自分を愛せない典型的なタイプでした。

人に負けたくない、弱みなんてみせられない、強くなくては世の中を生き

てゆけない…さまざまな”イタイ”経験が、いつのまにか私にどんどん要ら

ない鎧を身につけて、ガッチガチにしていったのです。イメージでいうと

まさに『鉄の女』って感じでしょうか。(わ〜全然かわいくない女じゃん)

でも、そんな鉄の女の中身って、実はすご〜く繊細なわけです。誰かに認

められて、愛されるには、今の自分では不十分…そういうところから鎧を

付けてガードしているだけなので、内心では『こんな私を誰か愛して!』

と渇望してるんですね。でも、もう結果はお分かりの通り、恋愛はいつも

失敗ばかり。うまくいくと途中で怖くなって、無意識のうちに逃げ出して

いたり、結婚というような匂いがしてくると”自分をはがされる”という恐

怖からその関係を壊してしまうのです。(ここでいう知られたら怖い自分

というのは、ファミリーコンプレックスに起因するものです)

一方に、そんな辛い恋愛をしたくないという気持ちから、無意識に成就す

ることのない恋愛対象者を選び、自分の中でバランスをとっているわけで

す。バランスというより帳尻合わせです。そんなことにも自己嫌悪になり

どんどん負の連鎖の渦の中に吸い込まれ、いよいよダメダメな自分に愛想

をつかし、ますます自分に厳しくなっていく…(あぁ〜かわいそうな私:)

 

そんな中でも『これではいけない』と、真の私は分かっているわけです。

でも、どうやって自分を変えたらいいか、この不幸の連鎖を断ち切った

らいいのか分からない。(やることすべてが裏目にでるわけですからね)


そんな時、私に転機が訪れました。

私は日本での生活のすべてを整理して、(住まいも…荷物も…全部です)

1人中国(上海)に行くことを決めました。言葉もわからない、まして

や不便な生活環境に暮らすなんて、一体どうなってしまうんだろう私…

行く時に不安がなかったわけではないですが、不思議と心はもう決まっ

ていて、神様に『行きなさい』と言われたような、背中を押してもらっ

たような感覚がありました。(ちなみになんで中国か?というと、その

頃ベンチャー企業といわれる日中貿易の会社の立上げ要員で仕事をして

いました。そこでのご縁もあって中国を知ることに。当時は言葉を習得

したいという強い思いがあったのと、腐れ縁で繋がっていた1つの恋愛

を断ち切って、これまでの自分の生き方もふくめてすべてを精算しよう

という気持ちで1人上海に旅立ったわけです。中国での生活…色々ネタ

がつきないのでまたのブログ機会に…)

 

そのときから、中国でのサバイバル生活をする中で、アランコーエンの本

が私のバイブルのようになりました。この本からは、どれだけ勇気と智慧

をもらったかわかりません。(その憧れの人に会える…芸能人やスターや

アイドルに会うファンの気持ちがこのときばかりは理解できた感じ^^)

本の君でしかなかった人が目の前にいて…同じ空間で同じ空気を吸って…

柔らかくて温かいオーラを放っている…とても手の届くようところにいる

人ではないはずなのに…

 

ああ…やっぱり、みんなみんな、ほんとうに繋がっているんだな…


そんなことを改めて感じさせてくれた、あたたかな一時でした。

 

そして…その後は一緒に行ってくれた友達と3人揃って、美味しい食事と

ワインと共に、子供のようにワクワクモードになっている私はいつもより

スーパー饒舌〜♪幸せな時間を過ごしました。^^みんなありがとう〜♪

これぞ、マジカルチャイルドなのかもね〜。。。

 

セミナーでのいいお話もたくさんありましたので、またブログでシェア

しようと思います。