2009年10月5日
月夜の風に身を寄せて…
10/3(土)は中秋の名月、そして、昨夜4日は満月の日でした。
(ちなみにこれらの写真は3日の月です♪)
月にまつわるお話はたくさんありますが、例えば『〜な月』『月は〜』と、
月をどんなふうにイメージして、どんな印象がして、どんな感じがするか、
形容詞的な表現をみてみると『幻想的な』とか『ミステリアスな』という
ような言葉が多くあがってくるのではないかなと思います。ある種、月に
は女性的なイメージをさせる印象があるかもしれません。陰陽五行でいう
と、月は陰にあたるし、女性も陰。また、女性の身体の周期も月の満ち欠
けに影響を受けているといいますし、特に、満月は女性にとっては特別な
『力』を与えられるトキなのかもしれません。そんな意味でも、この週末
は絶好の月光浴びより(!?)だったのではないでしょうか。私も、自身の内
なる生命の源泉からじんわり湧き出すような秘めたパワーをたっぷり充電
させるイメージで、美しく輝く月を見上げ静かな気持ちでお祈りしました。
(またも唐突ですが、子供のころ飼っていた柴犬が、月をみて”Wow~”と
遠吠えをしていたのを思い出しました。動物は月の持つパワーの”何か”を
体で知っているのかもしれません。で…ほんのjoke!私も”Wow~”とやっ
てみる…^^: パワー充電というよりは、忘れられない柴犬”しろ”を思い
出してしまい、不覚にも涙があふれてしまった月光浴でした。。。)
雲間に見える月夜の明かりに照らされて
そっと静かに目を閉じる
見えてきたのは 子供のころの私でした
少しひんやりとした風がやさしく身体を包みこむ
リラックスしたまま身を委ねていると
なんとそこには
せつなくも 辛い幼少時代がフラッシュバックしたのです
月夜の晩に 犬小屋の前にしゃがみこみ”しろ”のそばで泣いている私です
しろは”どうしたの”というような顔をして
私の顔につたう涙を舐めてくれているのです
ああ…できることなら もう一度”しろ”に会いたい…
純粋にそう思いました
ああ…やっぱりね 過去も未来もみんな繋がっているんだな…
もう”しろ”この世にはいないかもしれないけれど
こうしてまた私の中で あのときの魂がよみがえる…
いつも私の中にいてくれているんだね
月夜の光に照らされて
私は そんなせつなくも やさしい気持ちになりました