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2011年7月20日

「私こんなんでいいんだろうか」-病

確かに、世の中色んな人がいるけれど、基本だいたいの人はみんな「まじめよねぇ…」と、私はよく思い感心するのです。

例えば…生活するためとはいえ、みんな毎日まじめに働くし、主婦となれば育児や家事をこなし、兼業主婦なんていおうものなら仕事とちゃんと両立して頑張ります。子どもの世界も同じくで、毎日学校に通い勉強し、その上たくさんのお稽古ごとや塾通いをして休むひまもないくらいです。時代背景に多少の違いはあるものの、そうやってたいがいは子ども時代を過ごし、いつの間にか大人になって、似たような経緯をふみながらの人生を送ります。(もちろんすべての人とはいいません)

例えば…独身女性がよく思うこと。ある年齢になると「結婚」という名のハードルに混沌とし出します。「ああ○○までに結婚したい」「出会いが無い」「いいオトコがいない」「仕事をとるか結婚(専業主婦)をとるか」「子どもが欲しい」…etc,etc。。そして、思うように結婚に至らないとますます漠然とした不安に焦りだし、あげくはどーせ私なんてと、すごく凹んだりしていつもどこか満たされない感で一杯になる…「私こんなんでいいんだろうか」みたいに。。

例えば…結婚後の女性が思うこと。ようやく結婚という願望を手にして、人生も新たなフェースに突入。すると、今度は新たなハードルに混沌とし出します。「子どもがなかなかできない」「子育てが思いのほか大変」「本当は仕事したかったのに」「自分の時間がない」「退屈」おまけに…「夫の理解がない」「浮気」「家族問題」「金銭問題」に「将来不安」…etc.etc。。そして、実生活上に起ることに一喜一憂をしながら、思ったような幸せを見いだせないとなると、いわれようも無い漠然とした不安や不満で一杯になり… 「私こんなんでいいんだろうか」みたいに。。

結婚とて、あんなに望んでいたことなのに。思えば、どんな幸せを手にしたとしても「私こんなんでいいんだろうか」と思うのは常ということになる。これでいい。これが幸せ。と心から満足できるのはいつ?なのでしょう。「私こんなんでいいんだろうか」-病は、一生つきまとうというのだろうか。。

結婚したから幸せではないし、結婚しないからといって不幸でもない。お金があれば満足できるのか。どれだけあればそれは完全なのか。じゃあ、ない人は不幸なのか。ない人はあなた:わたし:より幸せではないといえるのか。そもそも何をもって幸せといいだれが決めるのか。この「漠然とした不安」というのは一体どこからくるんだろう。どうあれ、いまこうして生活していられることは幸せじゃないのとでも?ならば、幸せっていつになったらくるの?…でしょうか。

「私こんなんでいいんだろうか」という名の病。

幸せのハードルとは一体だれがきめているんでしょう。まじめすぎてつい必要以上に深刻になってしまうあなたわたし:へ「こんな私もなかなかいいわねっ」て思うところはたくさんあるはず。そして、小さな幸せをうーんと大切にして味わってみる♪どうせまじめなんだから、それくらいガッツリいってもいいんじゃないかと。そして…

幸せとは自分の中にしかみつからないと思うから。