2009年8月2日
改めて思う”言葉”の持つ波動
あなたの好きな言葉は何ですか?という問いに対して、例えば私の場合…
情熱、誠実、シンプル、潔い、ありがとう、嬉しい、大好き…などなどetc
言葉自体にプラスのエネルギー(波動)のあるものを選んでいるように、
きっと大抵の人はそうだろうと思います。
”ありがとう”と言われると、とても心が温かくなります。”素敵ですね”と
素直に言われたら、ちょっぴり照れながらも嬉しく思うでしょうね。また、
不意なことで相手の体にぶつかってしまったようなとき、”ごめんなさい”
と言われると、一瞬ムカッっとした心も瞬時に”いえいえ”みたいに治まり
ます。それはなぜなのでしょう。やはり、言葉にも波動があるということ
だからと思います。
一方で、暴力的な言葉、攻撃的な言葉、否定的な言葉、批判的な言葉…etc
を受けた時、人はどういうふうになるのだろう。
先日、スーパーで買い物をしてレジに並んでいた時の出来事です。通常な
ら込み合う時間ではなかったのですが、その日はとても込み合いレジ前に
長〜い列が出来ていたのでした。通常フル稼働で3レーンあるレジですが、
レジは1つだけしか稼働していない状況です。
「わ〜なんか今日はアンラッキー…レジ通るまで相当時間掛かりそう…」と
内心ちょっとイライラしつつ仕方なく並んでいました。そんな込み合うレジ
前の状況に、お店側もようやくもう1レーンのレジを解放し、長かった列が
そこそこ2つに分かれたのでした。ちょうど私の前の人から新しいレーンに
なり、私の後は2−3人くらいになりました。そして…やっと私の番がやっ
てきました。「お待たせしてすみません…」レジ係の一言に、イライラして
はいたものの仕方ないことだし「いえいえ…今日はとてもお客様繁盛の日で
すね♪」などと軽い会話を交わしていた時、私の後ろに並んでいた おばさん
が小さい声で何かを言いはじめました。それが一言一言増すごとにどんどん
大きな声に変わってエスカレートしていったのでした。。
「もう〜早くしてよ〜」「早くしろよ〜」「早くっ!早くっ!」「何やって
んだよ〜!」「もう〜っ早くしろ!」「早くやれって言ってんだよ〜!この
ばかぁっ!とろとろしてんじゃないよーっ!」(怒)…
と、最後は異常を感じるくらい大きな声と耳障りな低音の声で、ひたすら
粗野な言葉をレジの店員さんに向けて言い放っていたのでした。
見るとちょっとおかしい人…!?という感じの女性でしたが、彼女の一方的
に放つ粗野な言葉を耳にして、すご〜く胸がむかむかとして太陽神経叢の
奥の方が圧迫されるような苦痛を覚え「ぎゃーいい加減もう止めてー!」
と一瞬にして私は不快な気持ちに覆われたのでした。私に向かって言った
言葉ではないとしても、嫌でもそれが耳に入るわけですからたまったもの
ではありません。
今さらながら、言葉は言霊というようにほんとうにそれなりのエネルギー
を持っているんだなぁ…ということを痛感した出来事でした。
怒りの言葉…暴力的な言葉…ネガティブな言葉…言葉による攻撃っていう
のは実際にあります。
他者に対して放つ言葉はもちろんのこと、無意識のうちに自分自身に向け
ている思いや言葉には気をつけよう…と、改めて思いました。。。