2012年7月22日
ひとすじの光である存在に…
This is “IF” story… if your “treasure” who is a person, sometime a pet…etc,
もしも、あなたの大切な人が「うつ」(or 精神疾患)になってしまったら…あなたならどうしますか?
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自身の身の回りにいるその人が、そうだと知るまでは「なんでいい加減なヤツなの!?」「なんでこうも怠け者なの!?」なんで!?…なんで!?…なんで!?…とマイナス面に傾いて思うことでしょう。なぜなら鬱状態に陥る人の多くは「他者との一切のコミュニケーションを断ちたくなる」最悪は死を選択したくなる…ところまで追い込まれてゆきます。自分の殻の中に閉じこもってしまい、狭い思考と不安で満たされた心に支配され、あれもこれも理屈では分かっている…それなのに、なぜなのか?「なにもする気力が湧かなくなる」…それが、鬱状態の始まりでもあります。ある種、自分で自分が分からなくなるという状態に陥ってしまうわけです。
一例として、その人の身に起っている「問題」といわれるものがあった場合、すべては本人の蒔いた種でありその付けが回っている、それはまさしく(いいか悪いかは別の話で)その通りです。本人も内心では分かっていて、自己嫌悪や罪悪感や自信喪失の末に落ちてゆくケースが多いです。それは外野が想像する以上にシリアスなものであったります。(これは当事者でしか分からない世界です)
あなたは、そんなこととはつゆ知らず、結果として、あなたにとって不誠実であったり、もしくは人としてヤバイでしょ…etc と、腹立たしかったり、情けなく思ったり、自業自得だとさじ投げたり、そんな姿見たくもない、と距離を置きたくなったり…。それも当然のなりゆきです。
ただ、実際にそういう人たちは、あなたとの関わり合いについて「考えていない訳じゃない」、内心ではすごく罪悪感があったり、申し訳ないと思っていたり、何とかしようと思っていたり…と、本人の思考の世界で堂々巡りをしていたりしています。ただ、悲しいかな、そういう人(時)は、他者との一切のコミュニケーションを断っているの上、気力が湧かなくなっているので、それゆえになす術が無い… まさに悪循環の中をグルグルと巡っています。
そして、そういう状態は意外にも同じ屋根の下にいる(または身近)家族たちには分からない(理解できない)ことが多い。
なぜか!?
近しい存在であればあるほど、相手に(保証の無い)期待をしてしまうからだと思います。「こうであって欲しい」「こうあるべき」「いつか変ってくれる」「いつかこうなってくれる」その思いがさらに病んでいる人に見えないプレッシャーを与え続けてしまう…
もちろん、色んなケースがあるのでこういうパターンがすべてではないでしょう。
もしも、あなたの大切な人が「うつ」になってしまったとき、あなたならどうしますか?(再び)
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実は…これはまさに私に起った出来事でもありました。
近い存在であればこそ、大切な家族や人であればあるほど、きっと気持ちは動揺し落ち込み悲しみしばし混乱することでしょう。そして、自分には何が(相手に)できるだろうと悩み苦しむかもしれません。出来るヘルプはもちろん惜しみなくしてあげて欲しいと思います。
ですが…
究極は「あなたはあなたでいること」「あなたはずっと変らずにあなたの幸せの中に暮らすこと」「あなたは精一杯いまを生きること」「あなたは愛と調和の波動を持っていまを生き続けること」「その波動をシェアし愛なる存在であり続けること」…でしかないと思います。
なぜなら…
何人も他者を変えることはできないからです。悲しいかなそれは事実です。唯一心を込めてできることは「あなた(わたし)自身が光となること」他者に希望や活力になるひとすじの光の存在であり続けることだと思います。暗闇にいる者にとって、見いだす光が生きる希望になり救いにもなるだからです。これはときにとても難しい課題かもしれません。自分とて一人の人なわけですから。
せつないと思ったら泣けばいい。無力の自分に泣けばいい。思い切り。
ただ、どうしても、あなた(わたし)ができることを精一杯して生き抜くことでしかない…それは「愛」で生きること…そう痛感する今日この頃。。。
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あなた(わたし)が愛と調和の波動で生きること。そういうふうに生きるとコミットすること。
そしてそういう存在であり続けること。それは自他ともの愛への路…。。