ブログ

ブログ

2012年9月7日

みんな何かしら背負っているもの…

…なんだよねやっぱり。。と思う今日この頃。。

朝のPonta散歩は、お隣の新座にある緑地公園まで行きます。Pontaに限らずかもしれませんが、特に柴!?は路上:アスファルトではPoopしてくれません。シバだけに^^草むら!とか、森!とか、自然の多い環境を好んでいる節あり…むむむ…

そんなPontaのお気に入りの緑地公園内では、ときどき近隣にお住まいになっているご婦人と出会います。そして、その方のお知り合いのご婦人が、やっぱりわんこ(茶ラブラドール7歳♂のポピー)連れてお散歩にきていまして、自然とわんこ同士のお付き合い^^みたいな感じで、軽く挨拶するだけのときやわんこ生活の話とかをすることもあったり…。

ある日の朝のこと、いつものご婦人が園内にいらっしゃいました。「おはようございま〜す」と遠目でご挨拶、Pontaはすでに知っている方なので嬉々として「遊んで〜♪^^」とすごい力でリードを引き彼女のもとへ。。。

「この夏は暑かったけれどだいぶ過ごし易くなった…」的お天気系のお話ではじまり、Pontaをほめて^^くれたりちょっとした立ち話が始まりました。

「そういえば最近、ポピーちゃんに会わないですが…」と言うと、彼女が「うん…実はねぇ…」と話をはじめました。

聞けば、ポピーのママ(おばちゃん)は、もう随分と長い間ご家族(弟)の介護をされていて、この夏、弟さんの容態が急に悪化して現在危篤の状態になっているのだとか…。私は尋ねるともなく、そこでおばちゃんのプライベートの生活を知ることになったのでした。どうやら彼女には現在ご主人はなく、姉弟身を寄せ合って暮らしており、もう何年もずっと病院で闘病生活をしている弟さんの面倒をみながら生活しているのだと。弟さんは病院でもほぼ寝たきりで、先日から食事も取れなくなり喉から流動食を入れ容態を見守りつつずっと付ききりで病院にいるのだと。

ときどきポピーを連れて散歩にきているおばちゃんはいつも明るい笑顔です。Pontaを「この子は賢くていい〜柴だわよ〜っ」と言っては可愛がってくれるのでした。ポピーはかなり大きい太目のわんこです。Pontaもポピーは好きみたいで、見つけるとすぐじゃれて遊ぼうとしかけます。それでも吠えたり嫌がったりせずに遊んでくれるのです。おばちゃん曰く「そんなこと許すのはPontaちゃんだけなのよ…」と、Pontaを見かけると必ず声をかけてくれるのでした。

いつも笑顔で気のいいおばちゃんに、そんな大変なことがあるなんてこと知るよしもありません。

ああ…そうなのよね…

みんな何かしらを背負って生きている。一歩踏み入れば人それぞれに向き合っている世界があるのだということ…を思った瞬間でした。人知れず泣く日もあるだろうし辛いこともあることでしょう。それでも、おばちゃんがいつも笑顔なことが嬉しかった。

笑顔が似合う人っていうのは、本当は悲しみも切なさもみんな知っているんだな。…そんなふうに思ったある朝のPonta散歩!でした。。

もう〜日々のどうでもいいような小さなことでムダに悩むのは止めません?!…ほんとに

きょうもステキな笑顔で参りましょう〜^♡^